従来技術(焼却・焼成)との違い
設備 | 基本技術 | 動作 | 排出物 |
焼却炉・焼成炉(廃棄物処理設備) | 高温熱分解 1,000℃以上 |
パッチ又は連続 | ガス(多) 焼却灰(多) |
NECRES(新エネルギー生産装置) | 低温熱分解 260℃~300℃ |
連続 | 炭化物(チャ) ガス(少) タール(少) |
従来プロセス(焼却・焼成)との違い
焼却炉・焼成炉 |
そのまま(水分込み)で化石燃料を使い直接焼却・焼成 |
NECRES | 原料の水分を脱水―乾燥―熱分解まで一環で行う |
この技術で自治体の抱える一般廃棄物を新たなバイオマス燃料に加工します
(令和4年度浜松市実証・実験サポート事業で都市ゴミのエネルギー化を検証中)
チャーの発熱量はどのくらいになりますか?
原料により異なりますが、概ね5,600Kcal以上の燃料を製造できます。
廃プラスチックの入手ができませんが導入可能ですか?
弊社ルートにより、入手可能ですのでご安心ください。
NECRES設備の設置面積はどのくらいでしょうか?
目安として本体1ライン5m×15m、前段プロセスが必要な場合は別途+300㎡程度が必要です。
詳しくはお問い合わせフォームよりご連絡ください。
臭気はありますか?
臭気発生場所ではクローズドシステム内で処理しますので、外に流出することはありません。
騒音はありますか?
原料の粉砕を伴う場合以外はモーター音レベルです。
原料に高水分がありますが、原料化は可能ですか?
NECRESは高水分の有機性廃棄物を資源として使用するので問題ありません。
NECRESはいわゆる炭化技術ですか?
260~300℃という低温で熱分解させるため、有機物は炭化しますが、混合するプラスチックは炭化せず、半炭化物といわれます。ただし両者は混成されているため均一な燃料になります。
都市ゴミのような混合物でも原料になりますか?
燃料化は充分可能です。現在は静岡県浜松市にそのための実証設備を入れ検証しています。
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