NECRES

NECRESは地域未利用バイオマス資源
エネルギー化を実現します

全国共通に大量に存在する一般廃棄物(生ゴミ、可燃ゴミ)や食品加工残渣、飲料カス、農産、水産加工残渣、剪定枝など有機性廃棄物を燃やすことなく、バイオマス燃料に加工し、地域エネルギー(熱源、蒸気、電気)として、地域のために使用することができます。原油高、円安、エネルギー高に影響されない地域エネルギーが廃棄物から誕生します。

\ 3分でわかるNECRES 🎥 /

NECRESの特徴

廃棄物を資源に変える

燃やさず燃料化

環境負荷の削減

焼却しない、化石燃料を使用しない

投資コストの削減

コンパクトな設備、小設置スペース

NECRESの特徴詳細

01

廃棄物を資源に変える

我が国の廃棄物は年間約4億3,000万トン(2020)であり、国民1人当たり3.58トンの廃棄物が排出されていることになります。その内約55%が高水分をもつバイオマス廃棄物であり、それらの80%以上が直接焼却されており、大量の化石燃料の使用とそれに伴う大量のCO2を排出しています。NECRESを導入することにより「燃やさない」廃棄物の再資源化が可能になり、これによる地域におけるCO2排出量の大幅削減が実現できます。
02

環境負荷の削減効果の見える化

NECRESにより化石燃料を使用せず、単純焼却しないことによるCO2排出量の削減効果が明確な選択に繋がります。従来の有機性廃棄物処理設備の大半が重油、LNG、石炭等の化石燃料を使用しており、これらから排出されるCO2は大量であり、また高水分のものをそのまま燃やすため燃焼効率は悪くなります。世界的に見てもこれらの大半を化石燃料を使用して焼却しているのはわが国だけであり、国際会議(COP等)でも何度となく批判を受けています。

従来技術(焼却・焼成)との違い

設備 基本技術 動作 排出物
焼却炉・焼成炉(廃棄物処理設備) 高温熱分解
1,000℃以上
パッチ又は連続 ガス(多)
焼却灰(多)
NECRES(新エネルギー生産装置) 低温熱分解
​​​​​​​260℃~300℃
連続 炭化物(チャ)
ガス(少)
タール(少)

従来プロセス(焼却・焼成)との違い

焼却炉・焼成炉

そのまま(水分込み)で化石燃料を使い直接焼却・焼成

NECRES 原料の水分を脱水―乾燥―熱分解まで一環で行う

この技術で自治体の抱える一般廃棄物を新たなバイオマス燃料に加工します

(令和4年度浜松市実証・実験サポート事業で都市ゴミのエネルギー化を検証中)

03

多額の投資を伴わない技術及び設備

NECRESは従来の廃棄物処理設備とは異なるジャンルの設備であり、これまでのように100億円単位の大規模な投資を必要としません。二軸押出機を中心としたコンパクトな設備のため、投資額、設置スペース共に従来設備の10分の1以下、納期は2分の1になり、専用の建物施設も不要で、従来からある建物(倉庫、工場建物)で充分設置が可能です。

よくあるご質問

チャーの発熱量はどのくらいになりますか?

原料により異なりますが、概ね5,600Kcal以上の燃料を製造できます。

廃プラスチックの入手ができませんが導入可能ですか?

弊社ルートにより、入手可能ですのでご安心ください。

NECRES設備の設置面積はどのくらいでしょうか?

目安として本体1ライン5m×15m、前段プロセスが必要な場合は別途+300㎡程度が必要です。

詳しくはお問い合わせフォームよりご連絡ください。

臭気はありますか?

臭気発生場所ではクローズドシステム内で処理しますので、外に流出することはありません。

騒音はありますか?

原料の粉砕を伴う場合以外はモーター音レベルです。

原料に高水分がありますが、原料化は可能ですか?

NECRESは高水分の有機性廃棄物を資源として使用するので問題ありません。

NECRESはいわゆる炭化技術ですか?

260~300℃という低温で熱分解させるため、有機物は炭化しますが、混合するプラスチックは炭化せず、半炭化物といわれます。ただし両者は混成されているため均一な燃料になります。

都市ゴミのような混合物でも原料になりますか?

燃料化は充分可能です。現在は静岡県浜松市にそのための実証設備を入れ検証しています。

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