MAPKA®

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世界でただ一つの新素材
紙パウダー入り成形材料MAPKA®(マプカ®)

紙パウダーを主原料に、ポリオレフィン系樹脂をバインダーとして
開発された「バイオプラスチック」新素材です。
射出成形、押出成形、シート成形、真空成型など、
従来のプラスチック材料と同様に成形できます。
MAPKAの容器包装・成形品は「プラスチック以外の素材」扱いとなる為、
廃棄時は可燃物として処理可能です。

\ 1分半でわかるMAPKA🎥 /

MAPKAの特徴

プラスチックの代替

  • 50%以上紙パウダーを含有
  • プラスチック使用量の削減

従来設備で成形可

  • プラスチック成形機で使用可
  • 専用金型も不要

環境負荷の低減

  • 化石資源使用量削減
  • CO2排出量の削減

可燃物として廃棄可

  • 可燃物として処理可
  • 燃焼炉への負荷も低い

MAPKAの特徴詳細

01

プラスチック代替品となる新素材

プラスチックを主原料とする製品は世界中で汎用的に消費され、工業用から家庭用まで、数多くの種類が存在しますが、環境問題への対応のためには、プラスチック使用量を削減しなければなりません。
MAPKAはプラスチック原料に微細な紙パウダーを混練させた新素材です。MAPKAの主原料はあくまで「紙」。世界でも類を見ない、重量比で50%以上紙パウダーを含有しており、プラスチック代替素材として“ポストプラスチック原料”と呼ばれるほど注目されています。

 

02

従来設備でそのまま成形可能

バイオプラスチックの多くは、量産成形を行う場合に専用の成形設備が必要になりますが、MAPKAは従来のプラスチック成形機での成形が可能です。
射出成形、押出成形、シート成形、真空成型など、従来のプラスチック材料と同様に成形できます。

成形収縮率は5~7/1000
通常のPPに比べて約半分

MAPKAは紙を混合しているため、線膨張係数が通常のPPに比べて約半分です。
一部のエンジニアプラスチックと同等の収縮率の為、空調機ファンケーシングや電子製品内の小部品等の工業用部品として使うことができます。

ファイバーの補強効果による
剛性の向上

MAPKAはパウダーのコンテンツが増えれば増えるほど、弾性率が大きくなり、引張強度・伸び率といった値が小さくなります。これはMAPKAが「硬く」「曲り難い」という特徴を持つことを意味しています。

繊維複合による
振動の減衰特性向上

MAPKAは炭カルやタルク等の無機フィラー材料をコンパウンドした樹脂と比較し、より軽量且つ、良好な値を示しているだけでなく、制振材料をコンパウンドした樹脂と比較しても、良好な振動減衰性を保ちます。
03

環境負荷の低減(化石燃料使用量、温室効果ガスの削減)

化石資源使用量の削減

プラスチックを主原料とする製品の大半は化石資源から作られますが、ここ15年あまり、投資・投機対象にもなった結果、価格が大幅に高騰。プラスチック加工業界やエンドユーザーを苦しめてきました。
MAPKAはこの化石資源の使用量を確実に削減することが可能です。

温室効果ガス(主にCO2)削減

紙パウダーを含有することで化石資源を半減(削減)できるだけでなく、MAPKAの容器包装・成形品は「プラスチック以外の素材」扱いとなる為、可燃物として廃棄が可能となります。
MAPKAを使用することにより、 一般汎用プラスチックと比べ、温室効果ガスの排出量を約30%削減できます。

カーボンニュートラルとの関連性

紙はバイオマス由来(植物由来)の素材であり、焼却処理時に発生するCO2は、カーボンニュートラルの考え方から植物が光合成する際に「オフセット」され、紙の部分はLCA上では「カーボンニュートラル」となり、CO2の削減に貢献します。
04

可燃物として処理可能

MAPKAは、化石資源を半減(削減)できるだけでなく、廃棄時には「可燃物(※1)」として廃棄でき、有毒ガスの発生もないことから、安心・安全な可燃物処理が可能です。
プラスチックの燃焼カロリーは平均10,000~11,000kcalですが、MAPKAの場合7,000~7,500kcalであり、焼却処理をする焼却炉の負荷を低減できます。
MAPKAは可燃物処理においても環境負荷の削減に貢献しています。

※1 地方自治体のルールに従ってください

05

MPP- Micro Paper Powder™
『紙マスターバッチ(M/B)』としての活用

MAPKAはMPP- Micro Paper Powder™を51%含有したペレットですが、
樹脂原料を追加して「希釈」する事により、更に幅広い用途に使用できます。
下記ダウンロード資料より「希釈時の物性表の事例」をご紹介しております。

※MAPKAを希釈した場合、プラスチックの扱いとなる事から一般的なプラスチックと同様の廃棄方法となります。

※右記参考画像(MAPKAペレットとPPのドライブレンド)

MAPKAの製造工程

紙原料は当社の独自技術で、乾式での粉砕によりパウダー化されます。混練時においても合成樹脂と大きく比重が異なる紙パウダーを二軸の混練機に定量で供給し均一に分散させることでペレット化します。出来上がったMAPKAペレットは従来のプラスチック成形技術をそのまま用いて成形が可能です。

活用範囲

よくあるご質問

MAPKAとは?

25~30μmサイズの紙パウダーを50%以上含有した環境配慮型複合樹脂素材です。

材料使用にあたり射出成形の場合新たに設備投資は必要ですか?

プラスチック原料を使用する通常の射出成形機をご使用いただけます。

PPと比較して温室効果ガスの削減率はどのくらいですか?

約30%削減できます。(焼却処理までの比較の場合)

説明資料およびカタログ等はありますか?

あります。資料ダウンロードフォームより必要事項記載の上、PDFのダウンロードをお願い致します。

食品用途への使用に対して、衛生関係の証明書等はありますか?

厚生省告示370号試験を基準に、プラスチック製品と同様の規格にて検査した資料があります。

MAPKAの着色は可能ですか?

マスターバッチ及びドライカラー等で通常の射出成形と同様の方法で着色が可能です。

PP以外の樹脂とのコンパウンドは可能ですか?

弊社工場での対応は行っておりませんが、他種樹脂とのコンパウンドのご要望はあります。

試作用サンプルはありますか?

各種品番の試作用サンプルペレット(25㎏/袋)を有償にてご用意しております。

MAPKAダウンロード資料よりグレードをご指定の上、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

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