earth republic®

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世界でただ一つの新素材
紙パウダー入り発泡体製品
earth republic®(アースリパブリック®)

earth republic®(以下:ER)は、紙パウダーと工業用澱粉を主原料に、
ポリオレフィン系樹脂をバインダーとして水蒸気で発泡させ押出成形した発泡体製品です。
小さな無数の気泡が大量の空気を蓄えることから、緩衝力や断熱性能を必要とする工業用製品分野で広く採用されています。

\ 2分でわかるearth republic 🎥 /

earth republicの特徴

バイオマス素材を使用
(損紙+澱粉)

  • 紙と澱粉を混練させたERペレットを使用
  • 廃棄資源(損紙)を有効利用

優れた機能性
(断熱・緩衝)

  • 独自の製法(発泡ガス不使用)
  • 優れた断熱・緩衝機能

化石燃料使用量削減
CO2削減

  • 化石原料使用量削減
  • CO2排出量の削減

earth republicの特徴詳細

01

55%以上の材料がバイオマス素材

ERは、紙パウダーと工業用澱粉を混成させたERペレットが主原料であり、材料全体の55〜60%を占めます。従って合成樹脂の割合は40〜45%と発泡プラスチック製品と比べ低くなります。
ERは製品加工段階で発生する生産端材もリペレットして再原料化する為、コスト競争力のある製品になっています。バイオマスマークでは55の表記を認められています。

場所取り

02

優れた機能性(断熱・緩衝)

優れた断熱機能

世界中に数多くある断熱材の中でもERは空気の層を無数につくって断熱するという独自の機能(発泡ガス不使用)を持ちます。密度により断熱性能は変化しますが、既存の発泡プラスチック断熱材と同等レベルの性能を持ち、VOC物質不使用の為、シックハウスを発生させません。その為、「健康断熱材」とも呼ばれています。経年劣化も少なく、環境負荷の低い断熱材として採用されています。

緩衝性能

現在、海外輸出における包装資材の使用制限が各国で行われており、RoHS、REACH規制内に入る発泡プラスチック系包装資材は使用禁止等の措置が取られています。当社ERはこれら規制にかかる環境負荷物質は使用しておらず、規制がかかることはありません。
これまで多くの輸出物の緩衝材用途や温度管理が必要な製品での輸出物にご利用頂いています。
03

環境負荷の低減(化石燃料使用量、CO2の削減)

LCA評価で圧倒的な優位性

世界的基準であるLCA(環境影響評価)において、ERは従来型の発泡プラスチック製品と比べて圧倒的な優位性があります。この成績は海外でも高く評価されており、発泡体製品のネクストスタンダードとして、世界から注目を集めています。毎日大量に消費されているロジスティックの緩衝材・保冷製品等での断熱材を従来のポリスチレンフォームやウレタンフォーム等からERへ代替する事によりCO2排出量を大幅に削減する事が可能です。

環境負荷物質不使用(水蒸気発泡製法)

発泡プラスチック製品には、物性を改良、あるいは機能に特化するため様々な添加剤が入っており、環境負荷の高いものも存在します。一方、ERは紙・澱粉・ポリオレフィン樹脂を水蒸気で発泡させるという非常にシンプルな製品であるため、原料・製法ともに環境負荷物質を使用していません。また、焼却時の有害ガスの発生も検出下限以下であり、CSR(企業の社会的責任)の観点から導入を検討される企業様も増えています。

可燃ごみとして廃棄が可能

ERは、廃棄時には「燃えるゴミ」として廃棄でき、有毒ガスの発生もないため、安全な処理が可能です。

※ 地方自治体のルールに従ってください

ERの製造工程

紙パウダーと工業用澱粉を混合したERペレット、PP及びリサイクルペレット、生産端材リペレットを押出機内に投入し、水を加え、加熱・加圧します。押出機内ではPP及び澱粉が膨化し、押出機出口で開放された瞬間に発泡体になります。

水蒸気発泡の原理

押し出し成形機に投入された「紙パウダー」・「澱粉」・「PP」・「水」は成形機のシリンダー内で混合分散されながら加圧圧縮され高温高圧の混合物となります。高圧状態のとき「水」は水蒸気になる事ができず、他の原料の中に分散していますが、押し出し成形機の金型の出口から原料が出た瞬間に急激に圧力が開放される事で、分散していた「水」が【水蒸気化】して発泡します。
自ら水蒸気に移送する時に熱を奪うので冷却槽を通さなくても形状が保持される発泡製品となります。
このようにして、ER(earth republic)は発泡剤等の環境負荷物質を一切使用せずに発泡成形をしております。

活用範囲

よくあるご質問

earth republic(ER)とは?

工業廃棄損紙を紙パウダー化し、工業用澱粉とPPをコンパウンドし、バイオマス素材50%以上の環境配慮型複合素材です。

環境負荷の要因一つとされる発泡剤を一切使用していないのも特徴です。

発泡スチロールとの違いは?

水と熱と空気の力を利用した「水蒸気発泡」にて成形を行っている点です。

厚みは何㎜まで対応してますか?

厚さ:3㎜、5㎜、7㎜、10㎜、15㎜、20㎜、30㎜、40㎜、45㎜、50㎜の生産実績があります。

サイズはどのくらいですか?

幅:約850㎜、長さ:約1,100mm~1,800mmにて原反があります。

どのような加工が可能ですか?

カットおよび罫線付が可能です。

発泡スチロールと比較して温室効果ガスの削減率はどのくらいですか?

約80%削減できます。(焼却処理での比較の場合)

着色・印刷は可能ですか?

面に凹凸がある為はっきりとした印刷はできません。印字は可能です。

サンプルはありますか?

各種ハンドサンプルがございますので、詳しくはお問い合わせフォームよりご連絡ください。

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